2015年05月26日
ダイナイト、VS vib♯2055

先日RESH大阪店で「久しぶりに一緒に勤務した、モードの申し子、
ディオールとマルジェラに囲まれて生活を強く望む、エコでロハスなハイパーツーブロック、
クスカミーチェ・サンローラン(自称)先輩と、営業前の準備時間にいつものように音楽談義、
スタッフ:おっ、プリンスですか?懐かしい。いやー、さすがパイセン、いいチョイスですねー。
クスカミーチェ:そうやろ。色々聴いてきたけど帰るとこはここやな。
スタッフ:イヤホント、天才ですよね。プリンスは。マイケルジャクソンと同じ時代にいたから
陰の印象ですがもっと評価されてもいいのにね。「1999」、最高ですよね。
クスカミーチェ:将来、プリンスみたいに「殿下って呼ばれるのが目標やねん」
スタッフ:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・八っ、ははは・・・・・・・・・・・・
そんなおちゃめなサンローランは本日は神戸店でパンチキャップ師匠とのコンビ、
神戸方面の皆様、高架下をお通りの際は是非、「殿下」、「キャップ」、と、
黄色い声援お願いいたします。
いつもながらようやく本日の靴紹介です。
画像はオールソール後のものでして、特徴的なルックスですよね。
少し寄ってみると、

見えましたか?
メイドイン UK、トリッカーズやジャランなど、ドレスシューズからカジュアルライクな靴まで
幅広く使用されているダイナイトソールです。
何と言ってもグリップ力の良さ。
粘りがあり、突起のでっぱりも大きく、でこぼこした路面や雨の日でもしっかりと踏ん張れます。

対しましてこちらは同じようで少し違う、
寄ってみますと

ビブラム。
そうです。こちらはビブラム社がダイナイトパターンを模して作成したvib♯2055ソール。
画像ではわかりずらいですが、こちらの方が突起のでっぱりは小さいですが、さすがの
ビブラム社でして、グリップ力はダイナイトに比べると多少劣るものの、街中で履くなら
問題はございません。そして特徴はその耐久性。
と言って、ダイナイトが弱いのかというとそうではなく、あくまで比較対象したらというお話です。
他にも、ダイナイトはふまず部分を薄くカットしてあるため、横から見るとエレガントさで優ったりと、
どちらも甲乙つけがたく、実際、RESH全店でもドレスシューズのラバーオールソールでは
常に上位にランクインする人気のソールたちです。
メイドイン UKの風合いか、ビブラムという響きか、ホントに迷うところではございますが、
持主様それぞれのお履きになるシーンに合わせて可能な限りイメージを摺合せ、
ご提案させて頂きますので、お気軽に遊びに来てくださいね。
2015年05月26日
レッドウィングと共に
少し前ですが、仕事終わりに社内の行事でボウリングへ行きました。
スタッフ、見た目のごつさからパワーボーラ~と思われがちですが、いたって普通の
ソフト投法でして、同僚や諸先輩方から口々に、「何でやねんッッ」と突っ込まれ、
何でやねんと言われましても、体格がごついだけで、
から揚げ好きやろ?なんか鍛えてるん?めっちゃお酒飲みそうやな?など、
偏見の塊のように言われますが一言言わせて頂きます。
好きな食べ物は餃子とから揚げ。餃子もつくんです。
好きなかき氷はミルククリーム、「ミルクたっぷりで」の一言は必須。
スポーツあれこれかなりハードにしておりましたが、今はちょいムチ?か、ちょいポチャ?
お酒は確かにビールをがぶ飲みですが、たまには可愛く「こけももハイボールください」と
注文したくなるポップな青年です。
いじられてふてくされたスタッフ、ボウリングも嫌々でして、

ご覧の通り、ホントに嫌々で、

イヤイヤ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・めっちゃ楽しんでるやんっ!
ご清聴、ありがとうございます。
書きたいことを綴って、これで終わりたいところですが、心優しい上司に「かわいがり」を受けますので
本日の靴のご紹介、


いい味出てますよねー。ワーク好きの方にはドンピシャではまる画像ではないでしょうか?
こちらはレッドウィングのエンジニアで、20年履きこまれた状態でして、
画像ではわかりにくいですが左足の甲部分には大きなレザーパッチ(つぎはぎ)も施してあり、
持主様いわく、自然なエイジングを楽しむのに必要最小限のお手入れしかせず、
20年間ハードに履きならしてきたんだそうです。
同じモデルの新品を購入したがこちらの雰囲気が良すぎて履き続けていたらカカトは勿論、
ソール全体に痛みが出ており、ソールの張り替えをご希望で、現状の雰囲気重視との
ご要望でしたのでビブラム社のワーク系主力品番の1つ、vib♯430をご提案。

ハンサムです。かっこよすぎますねー。
仕上げを担当したのは当ブログでも何度かご紹介しております、
レペゼン横浜、キャスケットがトレードマークのKJが丁寧に、
気持ちを込めて作業させて頂いたことら、

サイドショットもイケてます。
レザーのミッドソールと積み上げはニュートラルで荒仕上げの仕様で、430ソールのブラックとの
コントラストにリフトのシェイプがほんとにいい感じでさすが、20年以上レッドウィングをご愛用
されてきた持ち主様のセンス。スタッフもテンションあがりまくりの雰囲気です。

色んなものが簡単に購入できる今の時代に、どんどん新しいものに取り換えていくことは
決して悪いことではなく、それも一つの選択ですが、こちらの靴のように、持ち主様の人生の
半分近くをともに歩んできたことでしか出しえないエイジング、まさに世界に1足だけのオンリーワン
というのもホントに素敵だなと思います。
皆様のかけがえのない1足も、可能な限りご要望に添ったご提案を心掛けてまいりますので
お気軽に遊びに来てくださいね。
vib♯430オールソール 14,000
レザーミッドソール 3,000+TAX
P.S お修理やオールソールをご検討中の皆様へ
今月5月の29・30・31日の3日間、なんばパークスのカード会員の皆様はポイント10倍デー
となっており、通常100円で1ポイントが期間中お修理はもちろん、100円で10ポイントとなり、
修理に出しそびれていた靴をお持ちの方や、新品の靴にハーフラバーやビンテージスチール等、
お修理して戴いた金額でポイントをゲットし、そのポイントでシューツリーやシューケア用品を
購入できたりするんですよ。
さあ皆様、下駄箱とシュークローゼットをすぐさまチェックして月末はパークス4階、RESHへGOですよー。
スタッフ、見た目のごつさからパワーボーラ~と思われがちですが、いたって普通の
ソフト投法でして、同僚や諸先輩方から口々に、「何でやねんッッ」と突っ込まれ、
何でやねんと言われましても、体格がごついだけで、
から揚げ好きやろ?なんか鍛えてるん?めっちゃお酒飲みそうやな?など、
偏見の塊のように言われますが一言言わせて頂きます。
好きな食べ物は餃子とから揚げ。餃子もつくんです。
好きなかき氷はミルククリーム、「ミルクたっぷりで」の一言は必須。
スポーツあれこれかなりハードにしておりましたが、今はちょいムチ?か、ちょいポチャ?
お酒は確かにビールをがぶ飲みですが、たまには可愛く「こけももハイボールください」と
注文したくなるポップな青年です。
いじられてふてくされたスタッフ、ボウリングも嫌々でして、

ご覧の通り、ホントに嫌々で、

イヤイヤ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・めっちゃ楽しんでるやんっ!
ご清聴、ありがとうございます。
書きたいことを綴って、これで終わりたいところですが、心優しい上司に「かわいがり」を受けますので
本日の靴のご紹介、


いい味出てますよねー。ワーク好きの方にはドンピシャではまる画像ではないでしょうか?
こちらはレッドウィングのエンジニアで、20年履きこまれた状態でして、
画像ではわかりにくいですが左足の甲部分には大きなレザーパッチ(つぎはぎ)も施してあり、
持主様いわく、自然なエイジングを楽しむのに必要最小限のお手入れしかせず、
20年間ハードに履きならしてきたんだそうです。
同じモデルの新品を購入したがこちらの雰囲気が良すぎて履き続けていたらカカトは勿論、
ソール全体に痛みが出ており、ソールの張り替えをご希望で、現状の雰囲気重視との
ご要望でしたのでビブラム社のワーク系主力品番の1つ、vib♯430をご提案。

ハンサムです。かっこよすぎますねー。
仕上げを担当したのは当ブログでも何度かご紹介しております、
レペゼン横浜、キャスケットがトレードマークのKJが丁寧に、
気持ちを込めて作業させて頂いたことら、

サイドショットもイケてます。
レザーのミッドソールと積み上げはニュートラルで荒仕上げの仕様で、430ソールのブラックとの
コントラストにリフトのシェイプがほんとにいい感じでさすが、20年以上レッドウィングをご愛用
されてきた持ち主様のセンス。スタッフもテンションあがりまくりの雰囲気です。

色んなものが簡単に購入できる今の時代に、どんどん新しいものに取り換えていくことは
決して悪いことではなく、それも一つの選択ですが、こちらの靴のように、持ち主様の人生の
半分近くをともに歩んできたことでしか出しえないエイジング、まさに世界に1足だけのオンリーワン
というのもホントに素敵だなと思います。
皆様のかけがえのない1足も、可能な限りご要望に添ったご提案を心掛けてまいりますので
お気軽に遊びに来てくださいね。
vib♯430オールソール 14,000
レザーミッドソール 3,000+TAX
P.S お修理やオールソールをご検討中の皆様へ
今月5月の29・30・31日の3日間、なんばパークスのカード会員の皆様はポイント10倍デー
となっており、通常100円で1ポイントが期間中お修理はもちろん、100円で10ポイントとなり、
修理に出しそびれていた靴をお持ちの方や、新品の靴にハーフラバーやビンテージスチール等、
お修理して戴いた金額でポイントをゲットし、そのポイントでシューツリーやシューケア用品を
購入できたりするんですよ。
さあ皆様、下駄箱とシュークローゼットをすぐさまチェックして月末はパークス4階、RESHへGOですよー。
2015年05月16日
クラブスワン



綺麗にお手入れされた靴が3足、いきなり画像が並んでおりますが、
中には先日アップさせて頂いた靴もございまして、タイトルに絡めて画像を
チョイスしてるんです。
靴好きの方ならご存知の方も多いのではと思いますが、「クラブスワン」、
ベルルッティの4代目当主、マダム・オルガこと、オルガ・ベルルッティによって催される会で、
世界各国からベルルッティの顧客、それも、紳士限定で行われるこちらの会は、
正装でのディナーと、マダム・オルガによる導きのもと、靴を磨くセッションで構成され、
ディナーの最後に顧客それぞれの靴がメートル・ド・テルによって運ばれ、
ゲストたちはそれぞれに自身の靴の古いポリッシュを落とし、その後、
クリームと水を使って丁寧に磨いていきます。
そして、仕上げには例のあれ。有名ですよね。
シャンパーニュ。食事の際に残しておいた(高級)シャンパンをトゥ部分に数滴つけ、
艶を出していくんだそうです。
上記の内容、様々な雑誌で綴られてきておりますが、スタッフも雑誌からの抜粋で
ございます。
シャンパンは飲んだらええやん。という意見、スタッフもそう思います。
ただ、理にかなってる部分もございまして、揮発性の高いシャンパンを使用することで
水よりも早く、光らせやすい効果はあると思います。
クラブスワン、今年行われた会には、F1レーサーのルイス・ハミルトン、
ロキシーミュージックのブライアン・フェリーほか、ベルルッティのCEOや
スーパーモデル等、各国から招待されたゲストたちが一緒になって靴を磨く。


こちらは弊社スタッフの私物を僕が磨かせて頂いたモスグリーンの水染めコードバン。
画像では伝わりずらいですが、しっとりとした艶感がたまりません。
「靴を磨きなさい。そして、自分を磨きなさい」
と、マダム・オルガが提唱いたしておりますように、身に付けるものの中で
一番汚れやすいと言っても過言ではない靴を綺麗に磨くことで、
ベルルッティの靴を磨いた時のみずみずしい光沢のように、
自分磨きに励み中のスタッフでございました。
2015年05月12日
マノロ ブラニク 女性を彩る靴


スタッフ、性別はもちろん、男ですが、メンズ、レディース問わず、かっこいいものはかっこいい。
と、思うわけでして、今回はお修理内容ではなく、スタッフがただ単に皆様にご紹介したくて
持主様に無理を言ってアップさせて頂いております、
「ただ単に皆様に見て頂きたいシリーズ」、の、ご紹介です。
画像のパンプス、3足並んでおりますが、よーく見てくださいね。
画像右から、ブルーノ・マリ。ブルーノ・マリ。かーらーのー、
マノロ・ブラニクです。
3足とも、とても上品で、艶感、色気、申し分ないですね。
こちら、同じ持主様のお履き物でして、とても上品で綺麗な方でして、
3足ともに雰囲気にピッタリな方なんですよ。
仕事柄1足、2足同時に見ることは良くあっても、
3足、お持ち帰りになられたのを含めると、5足、圧巻過ぎて、
伝票作成そっちのけで、ブログアップのお願いしてしまいました。
キャリー、サマンサ、ミランダ、シャーロット、と言えば、
「もっとも華やかな衣装に彩られたドラマ」で有名な4人組ですが、主人公の
キャリーは特に靴を愛し、中でもマノロの靴にはひときわ思いを込め、
「シングルウーマンの道は平坦ではない。だから、歩くのが楽しくなる靴が必要なのだ」
と、マノロの靴を形容してましたよね。
男性、女性問わず、歩くのが楽しくなるほど惚れ込んだ靴で、
1日が充実するなら素晴らしいことだと思います。
持主様が、こちらのパンプスに足を入れ、今よりももっと歩くのが楽しくなればいいなと
思っております。
素敵な靴を、ありがとうございました。
2015年05月12日
チャーチ、007のように
いつもながら、突っ込みどころ満載のタイトルでスタートいたしました
本日のブログ、007。
今は何代目でしたっけ、ダニエルクレイグがボンド役を担当しておりますが、
ジェームズ・ボンドと言えば、英国のスパイ。
常に仕立て栄えのするスーツに車は英国のアストンマーチン、そして、足元には、
チャーチのライダーや、本日の主役、


チャーチ、シャノン。
為替の影響もあり、ますます手の届かない存在になっていく靴が多いですが、
やっぱりかっこいいですよね。シンプルで男らしく、ポテッとしたフォルムが愛嬌も
あり、ドレス、カジュアルともに抜群の愛称だと思います。
本日のご依頼はハーフラバーという事で、ドレス色の強い、ビブラム社の
ラインハーフラバーをご提案。

オリジナルも勿論素晴らしいですが、ハーフラバーを貼ることでソールを保護し、
消耗してくればハーフラバーの交換を繰り返すことで長く履け、オールソールのタイミングを
出来るだけ先延ばしにしてあげることで、ウェルトにかかる負担を避け、結果、より長く
ご愛用していただけるようになると考えております。
持主様、本日以降、シャノンに足入れした瞬間からあなたもボンド。
ドーメルのトニックや、ゼニアのトロフェオあたりの、仕立て栄えして、且つシャイニーな生地の
スリーピースにこちらのシャノンを合わせればそりゃあもう、振り向く女性だらけ。
の、はずですよ。
007のテーマ、ハミング必須ですよー。
ラインハーフラバー 2,700+TAX
ハミング プライスレス
本日のブログ、007。
今は何代目でしたっけ、ダニエルクレイグがボンド役を担当しておりますが、
ジェームズ・ボンドと言えば、英国のスパイ。
常に仕立て栄えのするスーツに車は英国のアストンマーチン、そして、足元には、
チャーチのライダーや、本日の主役、


チャーチ、シャノン。
為替の影響もあり、ますます手の届かない存在になっていく靴が多いですが、
やっぱりかっこいいですよね。シンプルで男らしく、ポテッとしたフォルムが愛嬌も
あり、ドレス、カジュアルともに抜群の愛称だと思います。
本日のご依頼はハーフラバーという事で、ドレス色の強い、ビブラム社の
ラインハーフラバーをご提案。

オリジナルも勿論素晴らしいですが、ハーフラバーを貼ることでソールを保護し、
消耗してくればハーフラバーの交換を繰り返すことで長く履け、オールソールのタイミングを
出来るだけ先延ばしにしてあげることで、ウェルトにかかる負担を避け、結果、より長く
ご愛用していただけるようになると考えております。
持主様、本日以降、シャノンに足入れした瞬間からあなたもボンド。
ドーメルのトニックや、ゼニアのトロフェオあたりの、仕立て栄えして、且つシャイニーな生地の
スリーピースにこちらのシャノンを合わせればそりゃあもう、振り向く女性だらけ。
の、はずですよ。
007のテーマ、ハミング必須ですよー。
ラインハーフラバー 2,700+TAX
ハミング プライスレス
2015年05月10日
クロムエクセル、始めました。

スタッフの靴紹介シリーズ。
思い立った時にふとアップしたくなるこのシリーズ。
タイトルは、この時期良く目にいたします、あれです。
「○○、始めました」風です。
こちら、オールデンインディブーツ。クロムエクセル。
なんですが、なんか少し違うような・・・・・・
と、お気づきの皆様、相当なオールデンファンの方々ですね。
インディブーツと言えば、通常はトゥルーバランスラストですが、こちらのインディ、
モディファイドなんですよ。

こちらは弊社スタッフ、KJがいつも作業場でガシガシ履いて、画像のような素晴らしい
エイジングをしておりますが、スタッフが無理を言って磨かせてもらいました。
まずは汚れを落とし、下地クリームを指でしっかり浸透させ、クリームは今回、
スタッフが愛してやまない、ドイツのコロニル社、シュプリームクリームで、ステッチの色味を
残すため、カラーレスでお磨き。
強めにブラッシングした後は、KJに気づかれないよう、トゥ部分からヒールカップ、一体感を
出すためにエッジの部分をポリッシュ。


ポリッシュは、やり過ぎですが、汚れを落とした後、下地からしっかり浸透させてあげるだけで、
ブラウン色がググッと深みを増し、小傷等もまったくわからない感じに。
良いエイジングです。
普段、KJはあえて何もせず、ほんとに最小限のお手入れで、ワークなエイジングを楽しんでおりますが、
今回のような綺麗目の感じも個人的には大好きです。
モデナの怪人事、ガブリエッレ パッズィーニや、今シーズン、メンズでは一番勢いが
あるのではと思われます、タリアトーレの、ピーノ レラーリオなら、ブリブリの8ドロップの
スーツに、マルモラーダの代わりに綺麗に磨きこまれたこちらのインディブーツとか合わせて
そうですよね。
ビフォー、アフター、どちらの状態もスタッフ的には好みですが、たまには綺麗目のインディも
いいもんですよ。KJ。
みなさまの靴も、作りや革質に合った磨き方をご提案させて頂きますのでお気軽に
遊びに来てくださいね。
2015年05月08日
オールデン オールソールの過程

こちらの画像、皆様にとっては見慣れないものが並んでいますが、実はこちら、

分かりやすくなってきました。
そうです。こちらはオールデン、プレーントゥ。お色は♯8ですよね。
左はソールをはがした状態で、右はこれからはがす段階。
こちらの靴はオールソールのご要望でして、お持ちいただいた状態がこちら、

爪先、トップリフト(カカト)ともにかなり擦り減り、特に爪先はウェルトにまでかかりそうなほど擦り減っております。
ソールも指で押すとベコベコとへこみ、穴が開く寸前です。
で、オールソールでのご依頼となった訳です。
まずはリフトを積み上げからはずし、すべて分解していくのですが、
この業界で勤務する我々以外はあまり目にする機会が無いと思い、あわてて画像に収めました。
お仕上がりのアフターは後日アップさせて頂きますが、普段見ることのない
オールデンというのも興味深いと思いませんか?
持ち主様、これからも末永くご愛用いただけるよう、最高の仕上がりで
お渡しさせて頂きますのでもうしばらくお時間くださいませ。
2015年05月05日
1足入魂


本日は趣向を変えまして、工房の様子を少し。
RESH.難波店はパークス4階の一番奥に位置しており、クリームやシューツリー等、
スタッフ全員が自信を持ってお勧めできる商品を、メーカー限らずにセレクトして
おり、正面に受付とシューシャインを行うカウンターがあり、仕切りを挟んで後ろに
工房を構えております。
画像はある日の作業の様子を。
並んでいるのはオールソールのための底材で、手に持つ靴はこちら、

トリッカーズのカントリー。皆様大好きAconです。
お修理の内容はまた後日ご紹介させて頂きますが、ちらっと、

仕事は一流、ほめ過ぎると独演会。な、おちゃめ!?な、大先輩が、丁寧に、
気持ちを込めて、お修理させて頂いております。
なんかいい雰囲気だったのでパシャリと隠し撮りしてアップしてしまいました。
お修理のご紹介ではないですが、皆様のご愛用の靴に1足入魂で向き合いますので
お悩みございましたらお持ちくださいませ。
RESH.難波 スタッフ一同

2015年05月05日
レッドウィング オールソール


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いきなり画像4連発。
履きこまれたレッドウィング。経年変化でしか出しえない、いい味に仕上がっております。
ただ、つま先、トップリフト(カカト)の減りはもちろん、ソールを縫い付けてある糸も切れ、
このままではせっかくの靴に傷みが出かねません。
お客様とご相談の結果、オールソールをご希望。ソールは、ゴツゴツした感じのラバーで
とのご要望でしたので、いくつかの候補の中からビブラム社のワーク系では代表的な
vib♯100ソール。ステッチは白で、レザーミッドソールと積み上げ部分はライトブラウンを
薄めてナチュラル仕上げに。

イケてますねー。イメージ通り。迫力のあるブラックのアッパーと、ステッチやミッドソールの
ナチュラルな色合いのコントラストが非常にワイルドでかっこいいと思いませんか?

サイドショット、バックショットも完璧です。

雰囲気に合わせて補色はせずに、この手の風合いの革製品に相性ドンピシャな
マスタングペーストでのオイルアップのみで仕上げましたが、じわっと鈍い光沢感が
何とも男前です。
オールソールをせずにできるお修理のご提案を第一にご提案させて頂きますが、
オールソールのタイミングならではの、カスタムや楽しみ方もございます。
スタッフ1人1人が可能な限りお客様のご要望をくみ取ったご提案を心掛けていきますので
ミナミへお出かけの際は靴のお話でもしにお気軽に遊びにお越しくださいませ。
vib♯100番 オールソール 14,000+TAX
レザーミッドソール 3,000+TAX