オオサカジン

日記/一般 日記/一般   | 大阪市

新規登録ログインヘルプ


住所:〒556-0011  大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70 なんばパークス4階 電話番号:06-4393-8915
人気修理

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by オオサカジン運営事務局 at

2015年07月26日

うぐぐ。。痛くて入れられない。。そんな時はコレ

こんにちは。加藤です。

キュルルーン♪






。。。








サンリオのキャラメーカー、流行ってるらしいですよ。巷で。
(巷?)








靴のサイズで、なかなかしっくり合わなくて涙したこと、ないですか?
自分の足に合う靴が結構探しても無くて、やっと見つけて涙したこと、ないですか?
サイズ調整のために買った大量に買った中敷きが、やっぱり全然合わなくて返品しようとしたら店員さんが「絶対に一度使った中敷きは絶対に返品できません」
涙したこと、ないですか?



服や帽子などはちょっとくらいサイズが間違ってても問題ないですよね。
ちょっと服の丈間違えて、ピチT買ったら腕がたくましいのも相まってノースリーブみたいになっても問題ないですし。
帽子のサイズ間違って、頭おっき過ぎるのも相まって頭頂部から3cmくらいしかハマってなくて茄子のヘタみたいなバランスになってもそこまで見た目変じゃないですし。
全部、実体験です。
全く変じゃなかったです。



でも靴のサイズ間違いは、歩きにくいだけじゃなく、下手したら歩けなくなっちゃう時もあります。
縦のラインである足長、親指と小指の付け根の足囲(ウィズ)のフィッティングが大事で、5mm(ハーフサイズ)も違うと違和感を感じる程です。また木型の違いによってメーカー毎に表記サイズ以上の違いを感じます。ちょっときつかったら気づいたら血が出てる時もあるし、ブカブカに大きすぎて気づいたら裸足!なんてことも当たり前にあります。
「あ~んこのメーカーの24cmはぴったりなのにあのメーカーの24cmはブカブカだぜぇ!イェイ!」なんてしょっちゅう聞く話です。



今回修理する靴もまたサイズフィッティングに悩まれているお客様の靴です。
つま先の方がきつく、更にソール部が薄いが故に、足の裏が痛くなってくるということです。
通常、つま先の方がきついという場合、ストレッチ(幅だし)の修理を行います。
足の裏が痛いという時はインソールを入れます。
その二つを組み合わせても、靴を広げて、インソールでまたきつくなって、となります。
靴修理をやっていると、そういう矛盾のような問題によくぶつかります。






今回のお修理はこちら









プラットフォームと呼ばれる足裏部分を厚くするパーツをスポンジで作りました。
今回使用したのはちょっと柔らかくて返りの良いスポンジです。
1cm程つま先を高くすることで爪先部への角度をゆるやかにしてどんどん前方向にかかる力を分散させて、中に入れるインソールではなく、外側から耐久力もある柔らかな衝撃吸収素材をつけました。








なるべく自然に。。







スポンジハーフソール ¥2500(税抜)




あまり問題ない靴でも、これやってると楽になります。
たまに、ヒールカットをする代わりにこういう修理をしたりします。
ヒールが短くするのも、つま先をあげるのも、角度をゆるやかにするという意味では同じですね。



ちなみに当店では、中敷きの返品は承っています。
合わなければ遠慮なく言ってください。



  


Posted by リッシュ難波 at 19:51Comments(0)ハーフラバー