2022年12月14日
ワインハイマーについて
RESH×天草製作所の靴べらですが
革はワインハイマーを使用しているんですが
ワインハイマーについて
この度オリジナルシューホーンを制作するにあたり、最高級のものをお届けするため選んだ革は、ワインハイマー社の「ワープロラックス」
(Waprolux)。同社が作っている最高級のカーフレザーで、クロム鞣しされる革の中でもトップレベルに君臨します。
クロム鞣しを開発した国はドイツ。100年ほど前に開発してから現在まで、技術、生産管理とも世界最高水準の国になります。
そのドイツでもカールフロイデンブルグ社は名門中の名門タンナーで、世界の一流有名ブランドで採用されてきましたが、ドイツの環境配慮による
制限からクロム鞣しの製造ができなくなり、皮革産業から撤退してしまいました。そして残されたスタッフ・職人が、カールフロイデンブルグ社の技
術と哲学を残すべく、新たに立ち上げたタンナーがいまのワインハイマー社です。そこで新たに開発されたのがワープロラックス。
ワープロラックスは世界の一流ブランドに採用されている最高級の革です。ワープロラックスに使われている革はカーフと呼ばれる生後6ヶ月まで
の仔牛。カーフスキンとも呼ばれるその革は、成牛と比べ繊維組織が緻密なため、肌がきめ細かく、薄くて柔らかい革になります。仔牛のため、一
頭から取れる面積も成牛に比べるととても小さく、流通量も当然少なくなります。そのため、希少性が高く、比例して価値も上がります。
このカーフという革をクロム鞣しすることによって、伸縮、弾力性がありながら柔軟でソフトな革に仕上げていくのです。吸水性が低く弾力があるた
め、水や汚れ、傷に強く、用途が広がっていくという特徴があります。そのカーフレザーの表面に型押しを行うことで、より傷や汚れに強い特性へと
仕上がっているため、今回の貴重なシューホーンに採用いたしました。
各サイズ
限定50